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執筆者の写真一哉 大鹿

現役フリーランスが語る、仕事場所の選択肢について

更新日:2023年4月8日



「チョイビズ」スタッフの大鹿です。


香川県高松市のコワーキングスペース「チョイビズプラザ」で管理人をしています。


実は私・大鹿は別の顔を持っておりまして、マーケティング業・広告制作業・コピーライターなどを営むフリーランスでもあります。


今回はそんな現役フリーランスの目線から、「フリーランスはどこを仕事場にすればパフォーマンスが上がるのか?」について語ります。


これからフリーランスとして独立される方は必ずぶち当たる問題だと思いますので、参考にしていただければうれしいです。


フリーランスの働き方って実は難しい!


クラウド会計サービスを提供する「freee」によると、「フリーランス」とは


会社や団体などに所属せず、仕事に応じて自由に契約する人のことです。おもにライターやカメラマン、デザイナー、プログラマーなどの職種において、個人で仕事をしている人のことを指すことが多く〜(以下略)

とされています。私が暮らす高松という小さな地方都市でも、それこそ後述するコワーキングスペースなどに足を運べば多くのフリーランスと出会います。


そんな私たちフリーランスですが、会社員のように誰かがマネジメントをしてくれるわけではないので、ついつい仕事にかける集中力が途切れがちです。


「自由に働く」とは聞こえがいいですが、自由すぎるのも考えものなのです。。「いかに自分を律する働き方ができるか?」はフリーランスを続けていくうえで大きな課題なのです。


自宅兼事務所で働く場合


自宅を事務所にしてフリーランスとして働く場合、難点なのがオンとオフの切り替えが、できるようでできないところ。


ついついスマホが気になる、ついつい本棚の本が気になる、ついついTVを長く見てしまう...などなど気が散ってしまう要素がたくさんあります。


気にしていないつもりでも、少しそれらが目に入ってしまうだけで集中力が途切れてパフォーマンスが途切れてしまいます。


また、家族が同居していてお子さんがいらっしゃる場合などは、どうしてもお子さんを相手するタイミングもあると思います。最近は主婦をしながらフリーランスをしている人が増えましたが、家事育児と仕事の時間をきっちり区切っている人が多いです。


自宅という“いなれた場所”の良さや賃貸コストがかからないという良さがある反面、仕事の環境や働き方はきっちりルールを決めないとパフォーマンスは下がるばかりなので注意が必要です。


コワーキングスペースなどを仕事場にする場合


使いたいとき・使いたいだけ“間借りの仕事場”にできるコワーキングスペースは、フリーランスが働く場所として浸透してきました。


コワーキングスペースとよく似たものにシェアオフィスやレンタルオフィスといったものもありますが、ここではほぼ同義のものとして扱います。微妙な違いについては下記の記事で解説しています。



周囲に適度に人がいて緊張感がある一方、カフェほどは騒がしくない。また「交流すること」がコワーキングスペースの目的の1つなので、仲間ができるなどのメリットもあります。


ただし、通わなくてはいけなかったり(苦でなければ問題ないです)、月額利用する場合はそれが「固定費」になってしまうなどのデメリットもあります。


ほぼ毎日利用するならコストメリットが出ますが、「どれくらい通えるか分からない」というときは経済事情との相談も必要になります。


特に、独立したてでまだ収入が不安定なときは、仕事の受注事情・経済事情・人脈事情などさまざまな点を天秤にかけなければなりません。


どんな人と関係性をつくりたいか?も大切


特にコワーキングスペースで交流に期待をする場合の注意点として、「コワーキングスペースにいる層やレベル」を気にしたほうがいいと思います。


コワーキングスペースとひと口に言っても、「誰でもウェルカム」と間口を広げているところもあれば、たとえばクリエイティブ系のフリーランスに照準を絞って人を集めているところもあります。


また集まる人間に必ず偏りがあり、独立したてでまだプロとして経験が乏しい人が多い場所もあれば、フリーランスというより起業家気質を持ったアクティブなビジネスマンが多い場所もあります。


「どんな人と関係性をつくりたいか?」という目的が定まっていないと、居心地の悪さを感じてしまいかねません。


こればかりはホームページなど外からの情報では分からないので、見学をして運営者に利用者の傾向を聞いたり、実際に利用する人に話を聞いたりするといいでしょう。


働く場所にもルーティンをつくるといい


若干、話が横道に逸れましたが、フリーランスらしく「1つの場所にとらわれずに仕事がしたい!」というのなら、「働く場所にルーティンをつくる」というのもオススメです。


たとえば働く場所を、自宅兼事務所を軸にしながら、カフェ・コワーキングスペースを行き来するようなルーティンにする。朝少し自宅で仕事をしたら、カフェに出かけて仕事をして、午後はコワーキングスペースで仕事をして、夜はまた自宅で、という感じです。


そうすると場所が変わってリフレッシュができます。


「移動の時間がロスになりそう...」という声もあるかもしれませんが、人間ひとところにいると必ず集中力が下がるので、心地よい緊張感を維持できるなら働ける時間は少し減ってもパフォーマンスを高く維持することができます。


もちろん、日によっては自宅にこもったり、コワーキングスペースにこもったりというのもアリ。またこうしたルーティンスタイルを取れば、コワーキングスペースを利用するにも無理に固定費がのしかかる月額会員になる必要がありません。


使いたいとき、使いたいだけ、使いたい場所を使う。そんなイメージですかね。まさしくフリーランスらしい「ノマドな」働き方といえるかもしれません。


まとめ


今回は、「フリーランスの働き方の選択肢」について、現役フリーランスである私・大鹿が語ってみました。いかがだったでしょうか?


先にも書きましたが、フリーランスは自由ゆえに自分を律する働き方が大切です。


それを気持ちだけでカバーしようと思うとなかなか難しいのが現実なので、自分が働きやすい場所を選んだり、ルーティンをつくったりすると、しっかりパフォーマンスを維持しながら働けると思いますよ。


ちなみに、当「チョイビズプラザ」は、あえて固定費がかかる月額会員制を取り入れず、文字通り「使いたいとき、使いたいだけ使える場所」にしています。


最短2時間〜、ちょっと仕事をする感覚でご利用いただけますよ。


高松近辺の方はぜひお越しくださいね。市街地のコワーキングスペースにはあまりない、無料駐車場があるのも特色です。


最後までお読みいただき、ありがとうございました。


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